2013 June

Paris

 
 
 
パリ郊外のセーブル美術館にイタリアの建築家・インダストリアルデザイナー、Ettore Sottsass展を見に行く。セーブル美術館ではセーブル市と共に各国からさまざまなデザイナーを招待してセーブル焼きでオブジェの製作などのコラボ レーションを行っている。Sottosassのデザインはイタリアらしい遊び心に溢れていて、ガラスや陶器とは違う「質感」の白い塩化ビニールで仕切られ た「道」を行く、という展覧会のインスタレーションもそのコントラストが面白い。

 

Paris

 
 
 
サンジェルマン・デ・プレの駅の構内はさながら「サンジェルマン美術館」のよう。サンジェルマン伊なじみの深い文化人の展示を定期的に行っている。「サンジェルマン・デ・プレ入門」などを書いたフランス人作家のBoris Vian。その短くも濃厚な人生は作家でありジャズ奏者にして評論家、アメリカ文学の翻訳者としても有名に。興味深く読みふけってしまいなかなかメトロに乗れない・・・。

 

Paris

 
 
パリ市立劇場にPina Bauschのダンスを見に行く。この劇場は大御所から新しい物までコンテンポラリーダンスを大体網羅していると思われるので、出来る限り見に行くように している。Pinaともなるとさすが大御所、来ているお客様もなかなかの御大。幕間にフォアイエでシャンパンがポンポン抜かれるその光景を見るのも華やか で素敵。ダンスの感想はなかなか一言では難しい・・・。

 

Paris

 
 
expo index ポンピドーセンターの現代美術館は定期的に新しい作品を買い上げていて、とてもヴィヴィッドな美術館。買い上げ作品の展示と同じく、普段常設ではない所蔵作品をエントランスに展示するのも興味深い。ドイツの現代美術かJoseph Beuys(ヨーゼフ・ボイス)の作品。デュッセルドルフの現代美術館でボイスの作品だけの巨大な空間に圧倒されたことを思い出す・・・。 page top

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